管理会社

外壁塗装のリフォームなど、マンション修繕の工事を手がけるのは塗装業者を始めとしたリフォーム業者。
その判断を下すのは、マンションの経営者や、マンション管理を行う管理会社ということになっています。

特に、賃貸ではない分譲マンションでは、管理会社によってこのことが行われます。入居者は修繕、管理のための「修繕積立金」を支払ってその時に備えます。

大規模修繕工事

定期的に、外壁塗装などのリフォームを行うマンション修繕の工事。これを、不動産の用語的には大規模修繕工事という名称で呼ぶことになっています。
正確に言えば、外壁塗装のリフォームというのは、マンションで行われる大規模修繕工事の中のひとつに過ぎない、ということになります。

マンションという建物は、そこに住む人の安全性や衛生的な生活を構築するために必要な設備を備えておかなければならず、同時に、経営される不動産としての価値も一定のものに保っておかなければなりません。
二つの意味で行われるリフォーム工事であるということですが、当然ながら外壁以外にもさまざまな部分に対して、リフォームは行われます。
外壁に塗布されている塗料についての修繕は、建物の外観や、外壁を守るという塗装の効果に注目したものです。
その他にも、コンクリート製のマンションであれば、コンクリートそのものの劣化が起きていないかということも見られます。鉄筋コンクリートの表面のヒビ割れは、芯となっている鉄筋に空気が触れてしまうという状況を引き寄せます。
そのことは、ダイレクトに鉄筋コンクリートの劣化を招き寄せてしまいます。

また、共用部分の廊下のヒビ割れなども注目されるべきポイントです。廊下のヒビ割れは雨漏りなどに繋がり、住居環境を脅かすもととなるのです。

このような、建物そのものの躯体に不具合がないか、などということが大規模修繕工事では見られることになります。

水性塗料

マンション修繕で行われる、外壁塗装の塗替えリフォーム。
このことを考えたとき、使われる塗料には水性塗料が適している、という結論をひとつ導き出すことが出来ます。

外壁塗装用の塗料には、溶剤系塗料と水性塗料という二つのものがあります。
「溶剤系」というのはいわゆるシンナーで、さまざまな人が住むマンションという建物に対して使われる塗料としては避けられる傾向にあるのです。

使われる塗料

マンション修繕、またその他の建物のリフォームの一環として行われる外壁塗装の塗替え。
それには、外壁に適した塗料というものが使われます。
たとえば、マンションの場合には今ではコンクリート造りの物が一般的になっていますから、コンクリートで出来た外壁に塗布し、効果的にバリアの役割を果たす塗料が使われます。

外壁塗装で使われる塗料の基本となるのは、それが樹脂製の塗料であるということ。樹脂の形成する「塗膜」という成分が、外壁を覆ってバリアの役割を果たします。
使われる樹脂は、フッ素、シリコン、ウレタン、アクリルの四種類です。
このうちのいずれかが選ばれますが、コストで選ぶのであればアクリル塗料が適し、耐用年数の高さで選ぶのであればフッ素塗料が適していると言えます。
アクリルは、外壁を守り外観を整える機能としては標準的なレベルを備えており、費用も他の塗料に比べると安いので、よく使われる塗料となっています。
それに対して、費用の面では高くなるフッ素塗料ですが、塗料としての効果は抜群で、長く保てば20年以上、色の新鮮さと輝きを留めておくことが出来ます。特にフッ素塗料の強みとしてあるのがその耐候性です。
四季折々の多様な気候の中で建築される建物ですが、オールシーズン変わることなく、温度や湿度、雨や風に影響を受けずに壁を守り続けることが出来る、そんな塗料なのです。